お客さまの声・額縁

2015/11/23

お客さまの声・額縁4

こんにちは。

書いても書いても、ぜんぜん追いつかない

お客さまの声です。

ホームページ関連の更新は、

ためてしまうと、ダメですね。

がんばらないと。

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【お客さまの声・額縁4】

― 版画作品の額縁 ―

(名古屋市・M様 / 2013年7月)

版画作品の額縁

リビングの壁に、二つの作品をならべて飾りたい。

というご依頼でした。

お客さまの最初のイメージは、もっと小さな額縁でした。

しかし、実際に飾られる壁は広くゆったりとしているのもあり、

「バランスの良い」サイズを考えていきましょう。

ということで、

まず、お客さまと一緒に、大きさを考えるところから始まりました。

(飾る壁の大きさを測り、お写真を撮っていただき、サイズ検討をしました)

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Q. ご意見・ご感想など

A. 額のサイズやマットの色などについて親切に相談にのっていただいたこともとても思い出に残っております。

楽しい完成までの待ち時間でした。

ネット検索での出会いですが、本当にみつけ出せてよかったです。

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Q. その他、なんでも

A. 額を収納しておく布袋がついていてとてもよいと思いました。

額の裏側のロゴ、ひも、うら板の感じもていねいで、お願いしてよかったなと思いました。

全体的に、手仕事のぬくもりというか、一品作りの良さが感じられます。

HPやblogの文章にも着目しています。

印刷物からも作り手のメッセージが発信されていていいなあと思いました。

これからも何かを考えさせてくれるような感じさせてくれるような「物」づくり、そして、それから何かを伝えてくれるお仕事をがんばってください。応援しています!

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絶対的に「大きさ」の決まっているご注文

というものもありますが、

飾るものは「これ」と、決まっているけれど

どこにどんなふうに飾ろうかな?

そこまでは、決まっていないお客さまは

たくさん、いらっしゃいます。

それで、いいのだと思います。

お客さまと一緒に考えて、作る。

ときに、「小さく作って値段を控えめにしたい」

というご依頼もあり、それも間違いではありません。

しかし、飾る空間に、フィットする。

空間も、飾られるものも、

美しく見える映える「大きさ」というものは

存在していると思います。

だからこそ、わたしは、作り始める前に

一呼吸おいて、お客さまに問いかけています。

版画作品の額縁を二つ並べて飾る

飾られた様子のお写真を送っていただきました。

すっきりとした空間に、

シックな作品と額縁が映える仕上がりになりました。

飾りかたは、様々ですが

作り手として「ご提案」できること。

それは、素晴らしいことだな、と思うんです。

お客さまの書いてくださった最後の一文が

こころに、響きます。

「何かを考えさせてくれるような感じさせてくれるような「物」づくり、

そして、それから何かを伝えてくれるお仕事」

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ご依頼主のための、特別な、「ひとつ」を作るために

わたしたちは、オーダーメイドを選びました。

その姿勢を大切に。

今日も、作ります!

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オーダメイドの家具と額縁のお店・工房


majakka 「家具+額縁」

http://kagu-majakka.com/


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2015/09/07

お客さまの声・額縁3

こんにちは。

今回は、「お客さまの声」とあわせて

製作経緯のお話もできたらいいなあって。

とりあえず、これを飾りたいから…

なんとなく、額縁が欲しい…

ではなく、ご依頼のときから

とても丁寧に、「飾る想い」を伝えて下さったお客さまの額縁の紹介です。

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【お客さまの声・額縁3】

― レコードジャケットの額縁 ―

(宝塚市・M様 / 2014年9月)

G77

コレクションをされているアナログレコード。

「聴いて愉しむ」ことが難しくなり、そのまましまっておくのも残念…

ならば、「飾って愉しもう」ということでご依頼いただきました。

ご購入後のアンケートと一緒に寄せられたお手紙には、

愛する音楽とともに過ごした時代を偲びながら

アナログレコードという文化遺産の価値を

慈しみ、そして、愉しみ、

とても、大切にされている姿が伝わってきます。

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以下、お手紙、全文を掲載させていただきます。

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【額縁を実際に飾ってみて…】


学生時代の1960年代からLPレコードを買い始め、名演奏家のレコードを意識して買い集めた。

フルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルター、ハイフェッツ、ルービンシュタイン、そしてマリア・カラスにE・シュワルツコップ…

彼らは将に世紀の偉大な芸術家であり巨匠であった。

そして、LPレコードは音楽を聴く楽しみ以外にもそのジャケットには演奏家の写真(顔写真や演奏風景など)とか
絵画をあしらったりした趣向豊かなものが多くあり、これらが30センチ大であるから結構見栄えがしたものだ。

しかしこれらのLPレコードはいまは聴く機会がほとんどなく、レコードケースに眠ったまま……

このLPレコード、わが青春時代の想い出が一杯詰まっているLPレコードのジャケットのおもしろ味とともに、往時の巨匠たちの姿を楽しむためにジャケットを額縁に飾ることができないか… と思い立ち、縦横寸法も厚みもちがうジャケットが収納できる専用の額縁の製作を依頼した。

2

でき上がってきた額縁は果たして想像以上のものであった。

縁のごつさを感じさせない、しっくりした作り。

早速にカラスの椿姫ライブのジャケットを額装したがなかなかに結構。

カラスの名唱に聴き惚れた当時がなつかしく蘇えってくるとともに舞台姿のカラスが身近に居る錯覚も…  

ジャケットには巨匠が醸し出す豊かな人間味が感じられるとともに彼らと時を同じくできた歓び、そしてその時代の臭いがある。

ジュリエット・グレコのもの憂げな表情の秀逸なジャケットやハリー・ベラフォンテのもある。

過日、梅田阪神百貨店でLPレコード大廉価市があったので覗いてみたらビートルズがあった。

ジャケットに少々傷ありで価格がなんと390円、これを買い込んできた。

ジャケットは古びてはいるが、LPレコードそのものがなんと言っても歴史的なシロモノ。

反って風格が出る…  このLPジャケット、デビュー間なしの初々しい4人のポーズ写真がなんともうれしく、この額装は意外性があっておもしろいだろう。つぎはエルビスを探そう…

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気分に任せてフルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルター、カラス… それにグレコにビートルズ、

額装のジャケットを取り替えることで往時の巨匠たちを偲び、併せて時間軸をも楽しむことができるという別の楽しみも味わえる。

そして、額装されたジャケットを見る時、これまで手元で見ていた質感とは異なる思いだ。

グンと見栄えがする。

装具品の新しい発見だ。

家中(いえなか)の一番の場所にお気に入りのジャケットをあれこれ入れ替えるのが楽しみだ。

自己満足かもしれないが、LPレコードジャケットには絵画とはまたちがったおもしろ味がある。

絵画のように高価なものではなく、大量生産された安価なシロモノではあるが、LPレコードというアナログ時代の
文化遺産であるからなんとも言えないなつかしさ、温もりがある。

そして、このLPジャケットはわが青春時代に好きに選んで音楽を楽しんできたという想い出をいま、音楽に代わって額装にした時、なつかしくもうれしい思いに満たされる。

高名な画家の油絵にも決して引けをとらない、否、自分史という物語性を内蔵する一幅の絵になっている。

CDとはえらいちがいだ。

しかもこのように額装すると往時の偉大な芸術家、巨匠をいつも身近に感じられるから将に至福の味わいだ。

老後の暮らしにまた楽しみが増えた……

Photo


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これだけ「愛」のつまったものをお預かりできたこと。

とても光栄です。

次回は、製作経緯のお話です。

難しい額縁でした・・・

だからこそ、とてもやりがいのある仕事でした。

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こちらの額縁の、詳細ページは、こちらです


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2015/08/03

お客さまの声・額縁2

こんにちは。

夏休みに入り、夏祭りがあり、

そして、お盆が終わると

町はまだまだ暑さを引きずっているのに

夏が終わるなあ。

と、感じたり。

さて、最近、額縁の記事を書いていないなあ。

と思いまして。

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もっと、こうしなければ!

こうすれば、より、お客さまにとっての

わかりやすさ・注文しやすさに

つながるのかな?

と、大切なことを、より深く考える機会を得た

お客様の声・額縁編です。

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【お客さまの声・額縁2】

― 家族写真の額縁 ―

(大阪府枚方市・K様 / 2013年3月)

Dscn2032_600x800

Q. ご意見・ご感想など

A. 今回、来店して色々アドバイスをして頂いて額縁を決めたのですが、

どうしても奇抜なデザインを選びたくなってしまう。

今回のような写真にはシンプルな額の方が良いと

イメージできるまで少し時間がかかりました。

最初から”おまかせ”なら問題ないのですが、

ある程度、自分で決めたい方に、シュミレーションみたいなもので、

イメージしやすいようにできれば良いのかも…と思います。

木の色や台紙の幅、奇抜な額の例とシンプルな例を

PC上であわせて見れたりとか…

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2年前にご依頼いただいたお客さまなんです。

お客さまのおっしゃる通り、

この当時は、「お客さまが、どういうものを望み、求めているのか」

という点に関し、あっさりとしていたような気がします。

この件を教訓に

現在は、「深く考えたい・こだわりたい」

というお客さまには、

こちらから、たくさんの質問を投げかけさせていただいております。

もちろん、「中身と合えばいいな」という、

お任せのお客さまもいらっしゃいますので

お客さまのニーズにあわせてです。

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オーダーメイドなので、「無」の状態から進んでいきます。

その流れは、こちらのブログ記事で

詳細を追いかけています。

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① オーダーメイド額縁、どう注文するの?

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額縁に飾られる「中身」を拝見させていただくと

作り手としては、

「こんな感じの額縁が合うなあ」

という出来上りの雰囲気がみえます。

でも、それは、あくまでも作り手側の見え方です。

お客さまは、「どんな雰囲気」のものが好きなのか?

それは、中身と合う合わないでは、なく。

イメージを言葉でつむいだり、

過去の作例集などから

気になるもの・好みのものを選んでいただき、

それを、飾る場所・中身と照らし合わせながら

ご提案を重ねていきます。

インターネットで注文できるお店のように、

パッと、サイズや雰囲気や色みを

お客さまサイドで、検討して確認をすることが

できないゆえに。

考えることは、まだまだ、たくさんあるな。

そんな途上では、あります。

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以前、テレビの取材を受ける際

「世界にひとつ、どこにもない額縁を作っているひとを

探しているときに、こちらを見つけたんです」

と、ディレクターのかたがお話しして下さったことを

いまでも、よく憶えています。

自分は、そんな額縁を作っているんだな。

と、あらためて感じた言葉でもあります。

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2015/06/15

お客さまの声・額縁1

こんにちは。

今回の「お客さまの声」は、額縁です。

いま、お客さまから送っていただいた

アンケートをパラパラとめくり、

ああ、懐かしいなあって。

そう、妊婦中に製作していた額縁のアンケートなんです。

お客さまは、作品展をひかえ

自分は、産休を間近にひかえ

大きくなったお腹が

これまた大きくて重たい額縁に

どかんどかんと、つかえ。

焦ってはダメなことは、わかりながらも

なんだかんだと、初挑戦の額縁で

大変だったなあ。

そんなことを思い出します。

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製作させていただいたものは、

書の作品にあわせる、銅板額縁です。

ホームページをご覧になり、

普通とはちょっと違う、創作的な額縁が多いので

「このお店なら、作ってもらえるかもしれない」

そんなお客さまの「願い」のこもった、ご依頼でした。

遠方のお客さまだったため、

やりとりは、電話とFAXで。

お互い、なんとなくニュアンスは伝わるんだけど

離れた場の、声と図のやりとりだけでは難しく。

でも、お客さまの「こんな額縁にしたい!」

という熱い想いが、ひしひしと伝わってくることが、

製作の励みとなっていました。

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【お客さまの声・額縁1】

― 銅板額縁 ―

(和歌山県新宮市・J様 / 2013年5月)

Dscn2105_800x600

Q. 実際に額縁を飾ってみて、どうですか?

A. 打合せで、念入りにしたので、バッチリです!!

Q. その他、なんでも。

A. 今回は、かなりメチャぶりしてしまったので、申しわけなく思いますが、

ご本人(わたくしのことです、額縁製作者)が美大の方と聞いて

“ いいアイデアを “ と、要求しました。

普通の額縁屋さんでは聞いてもらえませんでした。

わたしも額と言う物がどんな存在なのか勉強になりました。

書展では、いい ” 額だな~ “ の評価ではダメだそうです。

中身が額に負けてしまっては、額の意味がないそうで、そこに悩みました。

本当に、なにからなにまでありがとうございました。

お世話になりました。

Dscn2106_800x600

お客さまの、おっしゃる通り

額が「よく」なってしまってはダメなんです。

作品が映える・生きるものが、額縁だと思うんです。

額縁は、パッと見は、正直、どれも同じように見えます。

100円の額縁も、遠くから離れてみると

それなりだったりします。

でも、わたしは、本気のものは

「細部」に宿る。

と、思っています。

だから、最後は、寄りの写真で。

近くで、すごく近くで見ても

嘘がない。粗がない。

だからこそ、飽きのこないものであると信じています。

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