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2013/01/10

あけました

遅まきながら、新年あけましておめでとうございます。

Dscn1927

年初め、仕事始めの日に、旦那と2人で今年の目標を書き初め。

旦那は、「積ム」

ワタクシは、「今年もなかよく」

と。

さて、話題は変わりまして

ぜんぜん関係のないお話しから、今年もスタートいたします。

先日、旦那と2人で、ベトナム料理屋さんに行きました。

異国の地のお料理となりますと、

お店によりけりですが、日本人のスタッフを雇っているところと、

全員、現地の人が切り盛りしているお店とがありまして、

今回行ったお店は、後者でした。

たどたどしい日本語と、

「これオススメです、これ、これ」

という有無を言わせぬオススメ感が、現地の空気を漂わせていて

旅好きのわたしたちには、近しいといいますか、

馴染みな印象でした。

お食事も終わり、

お茶のサービスあります。ベトナムのお茶ね。

といって、持って来てくれました。

「みぃふぅー、まぁてー」

「・・・・・・・・」 ←なんのことか、わからぬ旦那

「2分待つのね?お茶」

「ソーソー」

水を混ぜるのか?

と旦那は思ったとのこと。

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そのとき、自分は旅の頃を思い出しました。

よく言われたものです。

「何ヶ国も行ってすごいね。言葉とかどうしてるの?それぞれ覚えるの?」

「そんなわけないよ。全部日本語だよ」

そうなんです。

どんなに流暢にどんな言語を操れても、

結果的には、伝える意志と気持ちと

情報(相手の言葉)を受け取りたい意志がなければ、

なにも伝わらないと思うのです。

いま、旅から離れて、旦那から言われることは

「あなたは、理解してなくても、いい方に(勝手に)解釈してるよね」

たしかに。

たとえば、先程のたどたどしい日本語では

伝わる人には伝わるけど、

きちんと言葉を理解して解釈するタイプの旦那には「水」に聞こえてるわけで。

でも、自分としては、

「よい解釈」

というよりは、むしろ、

「そう言ってる気がする」

という「なんとなくわかる」の絶対感。

それで、長い旅路を突破して来たような気がします。

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今回、新年早々、なぜ、旅の話をしているのかといいますと、

旅は理不尽なことばかりです。

先にも出たベトナム、料理はうまい。

でも、旅してたとき

なんでか

乗りたくもない舟に乗せられ

乗りたくもないシクロに乗せられ、

あげくには、モメて、

それでも、「旅は楽しい」と

旅を続けていたわけです。

旅地で、具合が悪くなって、宿の階段の途中で

行き倒れみたいになってたこともあります。←部屋に辿り着けないだけ、具合悪くて

旦那も、何を無理しているのか

旅の途中で、肺炎を起こして入院をしていたような人です。

それでも、「旅は楽しい」と。

わたしたち共通の思いです。

でも、これ。

旅があったからこそ、「いま」があると確信しています。

旅は楽しいことばかりではなく、

自分の予期せぬところで、ボラれたり、モメたり、

うまくいかないことばかりです。

それでも、それを続けている。

それを続けられるということは、

旅だけでなく、生きること、人生そのものが

良いことばかりでなく、悪いことも意味不明なことも

理不尽なこともひっくるめて

進んでいっているということだと思うんです。

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始めてまだわずかなお店ではありますが、

たまに

「これから木工(家具)で独立してやっていきたいんです」

というかたが訪れてくれます。

ありがたいです。

「どうしたら、やっていけますか?」

というようなことを訊かれることがありますが、正直、答えられませんでした。

でも、いまなら言えます!

「とりあえず、旅に出ろ」

旅は浪費です。

自分は1年近くの放浪のために約100万円貯めて

ドーンと使いました。

10年前のことです。

先を見すぎてなのでしょうか。

無駄をしたくない。

早道を無意識に選ぼうとしている人が、

いまのご時世には多いような気がします。

それでは、ダメだと。

無駄だ。

無駄をしろ。

旅地でボラれて倒れて、そうだ、肺炎も。

それでも、旅は楽しかった。

と言って帰って来れるのなら

独立して「なにか」始める力はあると思う。

162

南米大陸最南端の町、ウシュアイアのビーグル水道に建つ灯台です。

旦那が南米を旅しているときに撮った写真です。

majakka‐灯台

強い光にだけ導かれるのではなく、

自分からも、わずかであっても、

小さな光を放ちながら。

自分からも光を出すことで、

強い光と呼応するように進んで行けたらいいな。

光の射すほうへ。

今年もよろしくお願いいたします。

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