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2012/07/11

学習机の必要性

家具の納品のおはなしです。

今回は、お子様の使うデスクです。

お子様が使うための物を選んだり、決めたり、購入にいたったりするとき、

なにが最優先事項になるんだろう。

なにを最優先事項として考えたら、いいんだろう。

と思うんです。

で、その最たる物が、学習机だと思うんです。

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試しに、自分の子供の頃を思い返してみますと。

机の天板がパタパタ開け閉めの出来る、王道な学習机でした。

特に、こういう形がいい。

とか、

こうでなくちゃ、嫌だ。

というのもなく、与えられた物を与えられるがままに、

使っておりました。

で、高校を卒業後、

捨てました。

大学にあがると同時に、引越しがあり、果たして、これから先、この机を使うか?

ということになったんです。

年を重ねれば重ねるほど、

王道の学習机は不便で仕方なかったのです。

それを考えたとき、

あの、いわゆる、王道な形の学習机は、いったい誰のために作られているんだろう。

と、疑問になっていたのです。

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そんなときに現れたお客様は、ある解答を提示してくれたように思うんです。

子供の使う家具だからといって、

「こども・こども」

したデザインや形ではなく、

結局、そういう物は、ある年齢がくれば、飽きるなり、使いたがらなくなるわけだから、

それならば、大人になっても使える物、

あるいは、「学習机」として使わなくなっても

別の使い道のある家具を選びたい。

という、明確なビジョンをお持ちでいらっしゃったのです。

素晴らしいなあ、と思いました。

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デザインは、極力シンプルであること。

大きさは、学校で使う机と同じくらいの大きさで充分である、と。

考えてらっしゃいました。

というのも、大きければ大きいだけ、物をひろげてしまい

結果的には、散らかすだけになってしまう、と。

たしかに。

K10

ご姉妹、同じ大きさ・形で

並べて使っても、向かい合わせで使っても

部屋の空間を占領せず。

そして、将来的には、姉妹共有の引出しを真ん中に置けば、

それを、机と同じ高さの物を作ってもらえば、

机を広く使うことも可能になる、と。

子供の好きな物を自由に選ばせてあげて、使ってもらいたい。

というのも、親の気持ちであり、

少し先の将来を見据えて、

親が子供の使う物を選んであげる。

というのも、素晴らしいと思うのです。

結局、自分自身、将来的に使い続けることのできる学習机を持てなかっただけに、

今回、この注文をいただけたとき、

なにが最優先事項になるんだろう。

なにを最優先事項として考えたら、いいんだろう。

それは、学習机に限らず、

そして、家具に限らず、

きっと、すべての物に関して言えることなのではないかと感じ、

今回の納品のおはなしを終えるわけであります。

K16

捕捉で、

今回ご注文のデスクのベースとなったのが、このデスクです。

これは、あくまでも最初の一歩の形として捉えていただけましたら幸いです。

ここから、大きさを変えたり、

奥行きを狭くするだけで、ずいぶん、部屋の空間は広く使えるようにもなります。

そんな、使う人の用途に合せたデスクを

オーダー家具ならでは。

お作りすることが出来ます。

わたくしのように、捨てちゃう学習机にならないよう、

じっくり時間をかけ、吟味していただきたいなあ。

そして、わたしたちが、そのお手伝いをできたらいいなあ。

と思うのです。


詳しくは、こちら。 …→ majakkaのホームページ

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