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2012/04/13

ちいさな家具

開店祝いのお花は1週間ぐらいで整理しましょう。

とかなんとか書いてあったりするけど、なんかそれも、あっさりしすぎてないか?

と思い、世話しまくり。

このところの日課は、まず、出勤。

花の様子見。←いきなり、水はくれない

土をさわる。

「・・・・・・・・・。」←なんか察知してる

様子見、終了。

水をくれる。←やっぱ、くれるんじゃん

それから、掃除をして、メールなどの確認をして、「今日の音楽」をセレクトして、開店。

1日1日、だいぶ、慣れてきた。

そして、製作の合間に、たまに考える。

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今回は、「ちいさな家具」。

小さいからって、べつに子供専用の家具というわけではない。

ここからは、イメージの話だ。

オーダーメイドの家具。

であるとか、

特注家具。

というと、特別にとんでもなく高価な家具なんじゃないか。

と錯覚されたりする。

とんでもなく大きなリビングに、どんだけ大きいねん。

っていうようなダイニング・テーブルを置く。

みたいな。

そんな、イメージを抱かれることがある。

そう。イメージ。

イメージは、こわい。

それが真実であっても、そうでなくても、本当に思えてしまうからだ。

でも、手作りの家具・オーダーメイドの家具は、そういうイメージのためだけに存在しているわけではないと思うのだ。

大きくて、立派で、ほんでもって、ばかみたいに高価で。

そればかりではない、と。

「ちいさな家具」というのは、大きな家具が買えない人のために作った家具ではない。

むしろ、大きな家具なんて必要のない人のために、作ったのだ。

たとえば、たいして人数もいないのに、家に巨大なテーブルを購入する意味。

それは無意味でしかないと思える。

いま、自分がどのくらいの規模で、どんな暮らしをしているのか。

ということを素直に見渡したとき、本当に必要なものは、自然と見えてくるのではないだろうか。

いま、店に置いてある家具のうちのいくつかは、そんな視点から生まれた家具だ。

日ごろ着ている服を、ちょっとかける。

それなら、変な引き出しや、無駄な高さなんて、いらない。

Dscn1423

という視点から生まれた、コートハンガーは、ちいさい。

ちいさな本棚も、いま、店にある。

壁面収納で、びっしり本を詰めたい。

という暮らしもある。

しかし、それを望んでいる人ばかりではない。

いま、読んでいる本。

気に入っていて、常に身近に置いておきたい本。

そんな限られた本を整理するための本棚があってもいいではないか。

と思うのだ。

大きいばかりが、家具じゃない。

ちいさくても、そこに「必要」と「意味」があるのだ。

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「オーダーメイド」という言葉から発生した既成概念。

大きくて・立派で・高価な

もちろん、そういう家具もあるし、それを求めている人もいる。

しかし、そればかりではない。

それに縛られていては、「見えるはずのもの」も、見えなくなってしまう。

オーダーメイド

それは、「いま」と「自分」を問うもの。

たしかに、将来も大切。

これから来るであろう、近い将来。

でも、それに縛られすぎていても、見えるはずのものも、見えてこない。

「いま」、「自分」は、何を必要として、何を欲しているのか。

既成概念にとらわれず、

自分自身に問うてみたい。

花と緑の世話をしながら、日々、考える。

店の中に、小さな虫が飛んでいる。

家具のことばっかだな。

自分、額縁屋なのに。

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